製品へのこだわりはお客様から。技術へのこだわりは当社から。そのシナジーがお客様の課題をクリアする。

このページはご覧の光学機器の 製品説明ではありません。
当社のクリエイティビティをサンプル機でご理解いただく事が目的です。
サンプル光学機は 「エルゴ式実体顕微鏡」をベースにしたイメージです。

サンプルでは先ずコンパクト性と作業性の両立が命題でした。

対物レンズの接近で患者が圧迫感を受けない距離で、なおかつ
施術する医師は出来るだけ近づけるように、アイボールレンズの角度を
ゼロレベルよりも下がるように設計し、結果的に
ワーキングディスタンス200mmを達成しています。

快適なフォーカス、解像感、明るさ、操作性を実現するために注がれた
多くの技術の中から主要なものをピックアップし、当社の問題解決力を
アピールしたいと思います。

光学レンズ3つの技術

Zoom Unit
ズームユニット

光学特性として倍率比に対してレンズ枚数が増え鏡筒が長くなりますが、非常に短い全長を保持しています。ズームユニットをコンパクトにしているのはレンズを稼働させる機械設計とのコンビネーションです。
両眼で16枚使われているレンズは、同一レンズの反転使用等でコストの削減にも貢献します。お客様からのオーダーは、オリジナ リティー、クオリティー、そして低コストす。当社はこれらのオーダー一つ一つに解決策を見つけ出します。

Lense Unit
対物レンズユニット

対物レンズユニットは照明ユニットからの光源との融合が大きな課題でもあります。
この例ではカットレンズにてレンズの中心のみを使用し、照明ユニットからの光源照射が可能な限り垂直にそして中心部に当たるよう設計しました。歯科用など穴が深い場合には絶対的に必要な特性であり、いくら高級なレンズ群を重ねても、適切な照明がなければ、目的とする解像感を得る事は出来ません。

Head Unit
ヘッドユニット

アイボールレンズがあるヘッドユニットは医師の姿勢に無理なく、そして素早く応答出来るよう自由度の高い可動性を持たせながらも、コンパクトに設計しています。
その為に必要なユニット内部での像誘導を実現するプリズムの組み合わせと、稼働部分の機械設計の妙は特許レベルの技術と言えます。

Light Unit
照明ユニット

対物レンズユニットを経由して対象に適切な照明を照射するために、プリズム、非球面レンズ等を使用し、コンパクトでありながら良質な光源が送れるよう設計しています。